すばらしいプログラムをありがとうございました

M.A.さん／41歳／女性／主婦

このプログラムを終えて、わたしが一番気付きたかったことは、「キロンを悪いものだと思わない、キロンを味方につける、キロンと共に生きる」これだと思います。

スピリチュアルや精神世界では魂の傷を悪いものとし、浄化(消す)することが良いことのような流れがあります。

わたしは牡牛座のキロンで火の王様。

長年、自由奔放で情熱的な自分と、用心深く冒険できない自分との間で燻っていました。それも無自覚に。

どことなく、この用心深さが家族や仲間、大切なものを失った前世から来るものだとは気付いていたものの、

その傷を受け止めようと、浄化しようとする気持ちの中に、「キロンを悪いもの」として扱っている自分がいたということ、だからこそいつまでも癒えることがなかったのだと思います。

思えば、育った環境も世代も、戦後の団塊世代に育てられた、団塊ジュニアということもあり、「スパルタ世代」。

やりたくもないことを当たり前にやらされ、みんな一緒でなければいけない、尚且つ、上を上をと目指すことが良きこととされた時代です。

母子家庭で育った私は、人一倍母を苦しませたくないと努力家になり、仕事をすればワーカーホリックになり、それがとうとう結婚して出産すると、全身の力を失うかのように産後鬱になりました。

自分ではない力みをとるかのように精神世界、スピリチュアルな世界に入り、

浄化に勤しみ、自分の傷に向き合い続け、ようやく息子が中学生になり、そろそろ私も自分の人生を歩もうと思ったにも関わらず、

なぜか、うまくいかない。

自分と同じような苦しみを持つ人のためにカウンセリングをはじめてみても、気がのらない。

その理由は、自分が長年、火の王様と牡牛座キロンの中でもがいていたからだとわかり、驚きと共になぜか安堵しました。

自分がどれだけ、世代の持つ苦しみからの教えや、家系のカルマに苦しめられたか、おかしくなるくらい自問自答してきましたが、

反面、その苦しみが自分を強くし、そのおかげで、いま、かけがえのない家族や仲間に囲まれています。

わたしは、キロンを意味嫌ってばかりで

キロンに助けられ、キロンからたくさんの贈り物をもらっていることに気付かず、美味しいところだけもらって、キロンを労ることをしてこなかった、

そして、今のスピリチュアル界が毛嫌いする、努力や積み重ねを、キロンの得意分野にも関わらず、自分よりも他の教えを信じてないがしろにしていた。

そりゃ、キロンがふて腐れるはずですよね(笑)

キロンを癒す、それもただ意識の中で行う浄化だけではなく習慣を見直す、

そしてキロンと共に相棒として生きていく、これは本当に目からウロコでした。

そして、泥くさく現実的で努力家の自分の性質を愛し、癒すことは

戦後の高度経済成長期に時代に翻弄され自分らしく生きられなかった親の団塊の世代と、団塊ジュニアの世代の集合意識を癒すことに繋がるのだと、わかりました。

無意識に、癒されていないキロンに支配され、やる気がでず、孤独を感じ、キロンと同じ性質であるアニムスが求める無力で、無能な娘のような自分を演じる。

まさか、そのような無邪気な自分は、演技から来るものだったとは、薄々感じていたものの、衝撃でした。

無気力にスマホをいじっていた私は、自分は自立できず何もできない、だから孤独、だからネットをいじって常に誰かと繋がろうとしている・・。

わかってしまったら、もう習慣を変えるしかない(笑)

キロンを受け入れ、可愛がり、共に生きていく決心を固めるとともに、創造的時間を増やす。

そして、苦手だと思っていた女性らしく家庭的なことは、実は案外苦手ではなかった、火の王様がうずき、「もっと自由に冒険したい！」と暴れていたので、

苦手というより、ただ苦になっていただけでした。

わたしがトランスパーソナル的に求めていたのは、

「女性らしく男性らしく」という常識をぶち壊し、それを越えて自分らしく生きる世界です。

だれもが型にハマることなく自由意思で幸せに生きて行ける世の中になるよう、まずは自分がキロンと共に歩んでいかなければならないようです。

自由で冒険心いっぱいの自分と、

努力家で用心深い自分を補い合いながら

仲よくしながら。

そして、このようなプログラムに何百という方が参加していることに、個人的には一番驚きました(笑)

ここに参加することだけでも、集合意識への貢献は多大なものだと思います。

同じような思いの人たちが世の中にたくさんいらっしゃることを感じ、大変嬉しく思いました。

この度は大変素晴らしいプログラム、本当にありがとうございました。

岡崎様の圧倒的な才能と愛に感謝をこめて。